髪が傷んでて、良く美容師さんにサロントリートメントを勧められるんだけど、高いし、効果が本当にあるのか分からないから、やったことないんだよね。。トリートメントを試しにしてもらった時は、手触りがいいけど、どれくらい持つのかとか、どんな効果があるのか知りたい。
こんなお悩みにお答えします!
✔︎本記事のテーマ
✔︎本記事の信頼性
元々、美容師を経験していて、現在は美容企業で働いてます。
沢山トリートメントがある中で、サロントリートメントのメリットや、どれくらい持つのかなどについて、お伝えいたします。
サロントリートメントとは
そもそも、サロントリートメントは何ができるのか結論から先にお伝えしますと
・色持ちが良くなる
・手触りが良くなる
・髪を疎水化して日頃のシャンプーでの内容成分流出を防ぐ
・地毛のような健康な状態に近づける
・日常ダメージからの予防
・見た目が美しくなる
トリートメントをすることによって、こういったメリットがあります。
トリートメントには沢山の種類がありますので、それぞれ様々な特徴があります。
髪の内部と外部を補修を同時に行う
サロントリートメントは、ホームケアのトリートメントよりも補修成分が高濃度です。
さらに“髪内部への補修“と“外部への補修“をしていきます。
内部へのアプローチ
カラーやパーマ、縮毛矯正などで、髪がダメージを受けてしまうと、外側のキューティクルが損傷し、髪の内部にあるコルテックスと言われる内部が流出しやすくなってしまいます。
流れてしまうと、髪内部がスカスカになり、カラーやトリートメントをしても、成分が留まる場所がないので、すぐ色落ちしてしまったり、トリートメントの手触りがすぐ悪くなってしまいやすくなります。
サロントリートメントは、内部補修をすることによって、髪内部の損傷している部分に、集中的に補修成分を入れ込んでいきます。
最近のトリートメントの場合、髪内部の結合を強化して、より健康毛の状態に近づけるトリートメントもあったりします。
そのため、ブリーチをしていても、切れ毛が少なく、手触りもいい状態にすることができます。
外部へのアプローチ
内部と同様に、カラーやパーマなどのダメージやブラッシングによる摩擦ダメージを受けてしまうと、髪を守る役割の“キューティクル“が損傷してしまいます。
このキューティクルは髪を鱗の様に約12枚ほど重なって守っています。
ダメージを受けていくと、キューティクルが剥がれていってしまい、髪が“親水性“という水を弾く力がなくなってしまいます。
こうなってしまうと、髪が濡れてしまった時に髪内部に入れ込んだトリートメントや、カラー染料が抜けてしまいやすくなります。
サロントリートメントでは、擬似的なキューティクルで髪のバリアを作ってくれる成分や、“疎水化“させることにより、水に濡れた時に水を弾いてくれるようになり、内部からの流出を防ぐことができます。
ただし、自宅で使っているシャンプーの洗浄成分が強いものですと、サロントリートメントで髪を疎水化した成分まで洗浄してしまいます。
せっかくサロントリートメントをしても、すぐ効果がなくなってしまうと、少し損をした気持ちになってしまいますよね。
そのため、自宅では“アミノ酸系“や“ベタイン系“などの洗浄力の優しい成分のシャンプーを使用することをおすすめします。
洗浄成分の優しい、“サロンシャンプー“や“市販シャンプー“のおすすめ製品は過去記事に書いてありますので、気になる方はこちらのリンクから見てみてください。
ホームケアトリートメントとサロントリートメントの違い
サロントリートメントと、ホームケアのトリートメントの違いですが、単純に“成分濃度“や“テクノロジー“の違いです。
例えば、サロントリートメントでは補修成分濃度が80%だとした時に、ホームケアの場合は40%などのように、補修力の強さが違います。
サロントリートメントの持ち
気になる“サロントリートメントの持ち“ですが、結論を言うと大体“2週間“です。
1ヶ月持つことは基本的には難しいです。
ただ、この持ちに関しては、伸ばすことも短くなることも、自宅でのケアの仕方によって大きく変わってきます。
トリートメントの持ちが短くなる習慣
・洗浄力の強いシャンプーを使う
・洗い流さないトリートメントを使わない
上記の2点をやってしまうと、一気にトリートメントの持ちが悪くなってしまいます。
トリートメントの持ちを良くしたいなら、注意が必要です。
トリートメントが長持ちする習慣
・洗い流さないトリートメントを使う
・サロントリートメントを定期的に行う
・髪に過度な負担をかけない
上記を注意して、自宅でのケアや繰り返しトリートメントをすることによって、トリートメントをより長持ちさせることができます。
サロントリートメントは、髪内部にトリートメント成分が蓄積していきます。
入れ込んだ成分が全部流れてしまう前に、繰り返しサロントリートメントを行うことによって、さらにトリートメントの効果が上がり、長持ちしやすくなっていきます。
また、最近のサロントリートメントでは、1ヶ月間長持ちをさせるために、自宅で週に1度使うお持ち帰り用トリートメントを一緒に販売しています。
これを週に1度、4週間使うことによってその都度、サロントリートメント並みの高濃度の成分を入れ込み、1ヶ月トリートメントの効果が続きます。
まとめ
最後にまとめると、
・カラーやトリートメントが長持ちするようになる
・手触りや、毛先のまとまりが良くなる
・ダメージから守ってくれる
・長持ちさせる秘訣は、洗浄力の優しいシャンプーや、洗い流さないトリートメントを使う
・繰り返しサロントリートメントをすると、効果が上がりより長持ちする
サロントリートメントは美容室によって価格は様々ですが、
大体500〜5000円の価格帯です。
勿論、金額が高い方がより補修力が高く質の高いトリートメントになりますが、
サロントリートメントが気になる方は、安めのトリートメントから1度試してみてもいいと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 前回の記事の、サロントリートメントをした方が良い理由でも書いていますが、改めて解説します。 […]